2007-06-02 ■ 本 牡丹江 梨恵13歳の夏 著者キム・アンナ 日本文学館 著者は1931年朝鮮に生まれ父親の仕事の関係で2歳の時に満州の牡丹江(ぼたんこう)に行きそこで女学校まで通ったが1945年のソ連侵攻によりソウルに向けて苦難の脱出をはかり、息つくまもなく朝鮮戦争となり、、現在はカリフォルニアに住む揺れ動く少女の目で見た自伝的小説日本人による満州引き上げの本はたくさんあるが韓国人が日本語で書いたのは数が少ないのではないかそういう意味で大変興味深く読めた