およそ10万人弱の人々が帰還したわけですが
北での悲惨な生活状態が知られるにしたがい
それを主導した朝鮮総連、北を好ましく思っていた政党や
人士、日本政府などに非難が寄せられていますが
この本はまた少し違った観点からみています
すなわち最初から関わり合った国際赤十字の本部に残っている
書簡を検証しているのです
この種のものはどこに立脚するかによって結論が変わってしまい
難しいところですが
新しい視点を提供したとも言えるでしょう
誰が一番悪かったのか?
日本政府?日本赤十字社?マスコミ?
犯人探しよりも救出することを考えなくてはとも思います