amihsim’s blog(amihsimの歳時記)

韓国語学習のつぶやきと日常の記録

今週の本 43



徐福 日中韓をむすんだ幻のエリート集団

著者  池上正治   原書房



徐福の墓をはじめ伝説が日本全国にあり

一人の人間の墓がたくさんあるのはおかしいと

考えてましたがこの本を読んで

そうでもない事がわかりました

すなわち少なくとも数百人が多くの船に乗って

来たわけですから風などの影響で全ての船が

同時に同じところへ到着するのはかえって

不自然でそれぞれがそれぞれの方向へ

不老長寿の食べ物を求めてばらばらに日本に来たと

考えれば納得がいきますね

徐福が出発した中国の地、当時の環境

途中で立ち寄ったであろう韓国の地、済州島

そして日本の伝説が残っている大分や新宮

とても面白く読みました