猛女とよばれた淑女 斉藤由香 新潮社
祖母・斉藤輝子の生き方と副題がついているように
孫が書いたものですが
孫が家庭内部から見た祖母のすがたがいきいきと書かれていて面白い
偉人と言われる人の伝記を読むといい所しか書いてないものが多く
茂吉に対しても素晴らしいところしか知らなかったが
やはりそうでない部分があるのだとわかり納得しました
いい部分があるということはへこんだ部分(悪いところといってもいいかも)も
あるのが普通でしょうね
人間100%完璧な人っていないのです
善人もどこかで悪人を悪人もどこかで善人をしているんだろうと思います