amihsim’s blog(amihsimの歳時記)

韓国語学習のつぶやきと日常の記録

冬ソナ以前






冬のソナタを契機として始まった韓流の前は

韓国というのは男性の遊び場所として有名で

83年に韓国語を習い始めたときは

どうして韓国語なのか?韓国に親しい女性でも出来たのかと

聞かれましたし、実際にそういう人がたくさんいました

でもそういう場合は女性のほうが巧みな日本語を操りましたので

日本人男性があえて韓国語を勉強する必要がなかったのです

韓国語を覚えたとしても単語の羅列で食堂ぐらいでしか

通用しなかったと思われます

80年代以前に韓国語を習得した人は

左翼系が多かったので私も左とカン違いされたことがあります



ところで今、女性を中心として韓流にはまってしまった人と

私たちとほとんど変わらないのですよ

はまった対象が違うだけで、その気持ちはよくわかります



私の場合はアジアのなかで中国というのは知っていたけれど

韓国というすごい文化を持った国があるのを知ってしまったわけです

それで冬ソナ以前には韓国の文化、歴史、風俗、習慣など

ありとあらゆる本を読みました 

今までにトータルで1000冊以上読んでいます

また年に数回やっていた(今でもやっているようです)

NHKのアジア映画劇場という番組で放送した韓国映画を録画して

韓国語の教材として利用したものです

そのなかで一番印象に残っている映画は

「族譜」、「ディープブルーナイト」、「西便制」です

西便制はソピョンジェと読みますが日本では「風の丘を越えて」という

タイトルで93年に発表されました

冬ソナ以前はごく少数の人が密かに映画を見たり

小説をよんだりしていたのです

その入手先は東京の韓国関係専門書店の「三中堂」ぐらいしか無く

仕事で上京した時にはよく行きました

昔は京橋にありその後移転して阿佐ヶ谷にありましたが今は神田にあるはずです


写真ソピョンジェの看板が描かれたソウルの映画館です

昔は手書きだったのです