amihsim’s blog(amihsimの歳時記)

韓国語学習のつぶやきと日常の記録

仁寺洞


仁寺洞といえば、みやげ物屋、飲食店、アートの町という

イメージですが昔は、本当に骨董の店、古本屋、筆、硯、経師屋が

並ぶ薄汚い通りでした

ソウルオリンピック以後でしょうか

観光客用の店がが多くなったのは

でも、そんな昔の雰囲気が好きでソウルに行ったときは

鍾路か仁寺洞の韓式旅館に泊まるのが習慣です






それで毎日同じ道を通るのですが

今回初めて気が付いたのはブロンズ像です

何気ないところに置いてあるアートですね

そして有名な閔家茶軒、李朝末の建物を使ったレストランで

閔一族の旧屋敷を使っている





その隣は天道教の本部の建物





今回の発見の第一は

白山ビル(ホテル、ソンビの東隣)の入り口にある石碑

なんと李栗谷の屋敷跡なんだそうです

李栗谷は5000ウォン札に描かれている人で

李朝時代の儒学者として李退渓と双璧をなす儒学の大家

栗谷路(昌徳宮の前を通る道)という道路の名前にもなっていて

韓国人で知らない人はいないほど有名

また先ごろ50000ウォン札の肖像になった申師任堂は母親です

考えてみると現在の仁寺洞は鍾路より北にあるので

間違いなく北村の範囲に入り両班の町でしたね


ということで何回も行っていても

気が付かないことはたくさん有るものです