漢字の発音においては
日本の音読みと似ている場合が少なくないことは
少し韓国語を勉強すれば気が付くことと思います
本当に良く似ていて驚きますが
似ていて当然とも思えます
また漢音、呉音、唐音とは別にある意味では
その当時の人々は
パッチムの音(子音字で終わる音)をどうやって日本語に
取り入れていこうか相当苦労したことでしょう
現代日本語の「ん」で終わる漢字の音読み
全てではありませんが韓国語の漢字発音は「ㄴ」のパッチムになります
例をあげると
先、線、選、千、仙(いずれも日本語は、せん )
韓国語は 선,선,선 천,선 と ㄴのパッチムです
同様に日本語の 語尾が 「い」か「う」のものは
韓国語では、ㅇ のパッチムになりがちです
政、清、星、正(日本語は、せい )
荘、宗、相、英、栄(日本語は、そう、えい)
それぞれの韓国語は、
정,청,성,정
장,종,상,영,영 となり
見事に対応しています
これを知っていると漢字語のボキャブラリーが増えることでしょう
但し、日本人は漢字を知っているがゆえに欧米人より
ボキャブラリーを増やしやすいですが
発音がカタカナになりがちなので要注意です