2010-02-22 今週の本 139 本 柳宗悦を支えて 小池静子 現代書館 声楽家でもあり民芸運動の創始者である柳宗悦の妻でもあった柳兼子の生涯声楽の弟子である著者が書いている 白樺派との付き合い、李朝の白磁などの再評価韓国ソウルにある王宮、景福宮の正門である光化門の保存運動は有名である多彩な感性で活躍した柳宗悦の偉大さは実は奥さんである柳兼子の大きな支えがあったから出来たようだ立派な偉人だと思っていた柳宗悦実際にすばらしい業績を残したことは間違いないのだけれど家庭ではいい男性ではなかったようだ内も外もいい人間なんて、ほとんど居ないでしょうがその実は頑固な明治人であったようだそれを支えた柳兼子も素晴らしい久しぶりに感動した本でした