新聞に載っていたものですが
静岡空港の赤字は４億円ではなく、１６億円だそうです
静岡空港の開港初年度にあたる２００９年度の収支が、民間企業の会計手法を用いて算出すると、１６億円を超える赤字となることが県の試算で明らかになった。県はこれまで管理運営の収支だけでみる従来の方法で、４億円余の赤字としてきたが、減価償却費を含めた経常損益としたことで赤字額が一気に４倍に膨らんだ。
国土交通省は昨年夏、国が管理する２６空港について、企業会計に近い手法で収支を試算。自治体が管理する空港についても同様に収支を試算し、公表するよう求めていた。県が単体の公共施設について、企業会計に近い手法で試算した収支を公表するのは初めてという。
試算によると、着陸料や土地建物の貸付料を含めた営業収益は２億１９００万円。地方交付税相当額などの営業外収益を含めた収益の総額は、３億２２００万円となった。
これに対し、減価償却費や県債の利息を含めた費用の総額は１９億２４００万円となり、経常損益は１６億２００万円にのぼった。県人口で単純に割ると、１人あたり４２３円の赤字を負担する計算だ。
