危険でも動かす原発 内藤新吾
著者は1961年兵庫県生まれ
幼くして両親と死別、8歳で養子にいく
現在は日本福音ルーテル教会牧師
莫大な利権のからむ原発
政府や電力会社、一部の兵器製造会社、マスコミも
原発による危険、デメリットに目をつぶり
メリットだけを強調している
原発が安全ではないことが福島で明らかになった
それだけではなくコストが非常に高いのも明らかに
電気の生産をしている原発は地方にまかせ
消費地の大都市は危険の心配も無く電気の享受を受けるという構図
この本で最後の部分に書いてあることが印象に残った
「命を愛する者は力を合わせて」
いままでの反原発というと
どうしても政党がらみ、思想がらみだったが
これからはそういうものを超越して運動するといい
誰も福島と同じ状況にはなりたくないことでしょう
放射能の汚染は政府や東電が言っている以上に大きそうです
電力確保したうえで長期的には原発はやめたほうがいい