2011-10-18 今週の本 221 本 北朝鮮に消えた歌声 喜多由浩 新潮社 永田絃次郎というテノール歌手の物語1909年朝鮮の平安南道で貧農の次男としてうまれたが類まれな歌の能力により苦心の末、日本で歌手としてデビュー三浦環の相手役、蝶々夫人のピンカートン役をするなど活躍戦後も活躍するが1960年に北朝鮮への帰国事業により一家で帰国しばらくは金日成の保護の下、北朝鮮でも活躍するが次第に噂を聞かなくなり、、、、、、1985年肺結核で死亡していたことが近年になり判明 本人の業績には感動ですが超独裁国家での生活には暗澹たる気持ちになります