2013-06-26 今週の本 307 本 慈雨の人 江宮隆之 河出書房新社 韓国の土になったもう一人の日本人という副題植民地時代のソウルで孤児を1000人以上育てた曽田嘉伊智氏その生涯を描いている感動の書小説という形をとっているが、ほぼ真実こんな日本人もいたのですやはり植民地時代に木浦の共生園で孤児を育てた田内千鶴子氏そのほか淺川巧氏など人間として朝鮮人も日本人も平等に親交を深めた人たちそんな日本人もいたことを思うと誇らしく思えますいつの時代もいろいろな人が存在するのはどこの国でも同じでしょうね