amihsim’s blog(amihsimの歳時記)

韓国語学習のつぶやきと日常の記録

今週の本 479



コブのない駱駝  きたやまおさむ  岩波書店



1967年フォーククルセダーズが

帰ってきた酔っ払いで一躍有名になりましたが

著者はメンバーの一人でした

追憶は幼いころから始まります

彼はフォークル解散のあと医学部に戻り医師の道を歩みます

現在は精神科の医師として活躍中

この本の中でいちばん面白いのは

やはりフォークルとして活動していたときのことでしょう

著者は私より4歳上なので

ほぼ同じ時期に青春を謳歌していたといえます

懐かしい時代に戻ることができました

また一番感動したところは

178ページ、自分自身が不完全であることの自覚とあります

自分は不完全であり万能ではない、自分に出来ることは

限られているということを認識する

同感です

そうすれば自分を棚に上げて他人をせめることは出来ないですね