メディアの驕り 廣淵升彦 新潮新書
著者は1933年和歌山生まれ、東京大学文学部卒
テレビ朝日ニューヨーク支局長など歴任
大衆の情緒に訴え自分たちの意見を通そうとするマスコミ
安保法案のときには日本が戦争に巻き込まれると煽り
民衆の望むことを実行するのが民主主義だと
半数に満たない反対者の意見を民意だと持ち上げる
民衆は感情でものを見ている
指導者は大衆の意見を尊重するのはいいが迎合してはいけないと
著者は書いてます
かつてフィリッピンでは米軍要らないといい
実際に米軍が撤退してしまったらその海域は
中国のものになってしまった
いま、韓国に米軍は要らないとする論調が韓国内にあるが
本当に米軍が居なくなったら、、、、
同様に沖縄に米軍は要らないとデモをする連中がいるが
間違いなく中国が進出してくるだろう
この本にはふだん思っていることが書いてあって痛快です