京都大学教授である編者は韓国に留学もした韓国通
韓国の文化、思想が専門
若手の新進研究者たち(8名)が書いているのが好ましい
戦後の朝鮮半島に関する本や論文は
北に甘い、いわゆる進歩派学者の書いたものが多かったのですが
著者は若手、新しい時代の研究者といえるでしょう
はしがきには、左右に偏らず出来るだけ中立を保ちながら執筆したとあります
現代韓国を理解するのに最適な本の1冊でしょう
高名な学者の中には北朝鮮を崇拝していると思われる
かたよった本を出している方がいますので
それに較べればずっと中立に書かれていると思います