グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本 三橋貴明 徳間書店
いま韓国はサムソンをはじめとして財閥が素晴らしい業績をあげて
日本の一部の評論家は賞賛をしているが
実はIMF事態以後、韓国のシステムが変わり
喜んでばかりは居られないのでは?というのが著者の意見
韓国の大企業の株主は50%前後が外国人に持たれている
すなわちグローバル資本の影響を受けやすい
具体的にいうと韓国人従業員の給料を抑え企業が利益を出すことに汲々としている
企業が従業員のためでなく株主のためにだけ利益をだしているという
側面があるため日本にも韓国を見習う部分だけでなく
気をつけなければならない部分もあるといっています
特に気になるのは日本が加入しようとしているPPT
これはある意味では不平等条約といえそうです
著者はPPTに加入するべきではないと警鐘しています