古代中国の虚像と実像 落合淳思 講談社現代新書
古代の中国について昔から信じられてきた誤った常識を
とりあげて事実をとりあげている
今まで信じられてきた中国の歴史には
真実ではないことが含まれているのだそうで一例をあげると
高校の世界史教科書にはいまだに仰韶文化と竜山文化という
黄河流域の新石器文化をとりあげているが
1970年代には新石器時代の遺跡が続々と発見され
ほかにもたくさんの文化があることが確認されている
しかし日本の教科書には反映されておらず
高校生は相変わらず二つの代表的な文化しか教わらないという
事実を指摘している
とてもここでは書ききれません、内容の濃い面白い本でした