せんじつメーカーの人と話す機会がありました
最近は全国的に紳士服の専門店が廃業したりして減っているとのこと
大変残念なことですが後継者がいないのが一番の問題のようです
専門店が頑張らないと本物が消えていく そんな結論でした
考えてみるとこの地域でも高村、エール、キムラなど昔よく行ったところが
無くなって久しい
人と違った物を着たい、いい服地の物を着たいという人はいると思うのです
そんな人がいる限り頑張りたいと思います
オーダーと聞いただけで高い、自分には関係ないと思う人が多いでしょうが
既製品と同じ服地を使いサイズだけ変えているのではありません
服地の品質がまったく違うのです(すしでもネタがイノチですよね)
受注してから作るので在庫負担が少なく既製品に比べると原価は
高くなりますがその割りに品質を考えると安くできることになります
うちではスーツの出来上がり価格の平均は¥50000〜¥100000で
既製品のナショナルブランドとほとんど変わりありません
しかも先代が服地の問屋だったため本物の服地を厳選して仕入れしてるので
着用可能な年数が長くなり2年でだめになるものと比べると
一回の投資金額は高くなりますが結果は同じかむしろお買い得ということになります
どうやったら本物を出来るだけ高くならずに提供できるか、創業以来考え続けています
安いものを安く売るのは簡単ですが、、、、
毎日考えることが多いです