外務省 ハレンチ物語 佐藤優 著
もと外務省に在籍していた著者による内部告発の書
小説形式にしてあるが
たぶんそんなに嘘はないでしょう
機密費という名の下、領収書のいらない経費を自由に使う
明治時代から続いてきた悪習
外国に赴任すると莫大な在外手当てをもらえる
昔、日本の円が弱かった時のレートをそのまま
いまでも換算して使っているという愚
その他、数々のことが書かれている
国民はこのことをもっと知る権利がある
読み物としても面白い
いつまでたっても国民は議員、官僚、に吸われる
江戸時代の農民とたいして変わらないのではないか
そんな気がしないでもありません