amihsim’s blog(amihsimの歳時記)

韓国語学習のつぶやきと日常の記録

今週の本 104



外務省 ハレンチ物語  佐藤優 著



もと外務省に在籍していた著者による内部告発の書

小説形式にしてあるが

たぶんそんなに嘘はないでしょう

機密費という名の下、領収書のいらない経費を自由に使う

明治時代から続いてきた悪習

外国に赴任すると莫大な在外手当てをもらえる

昔、日本の円が弱かった時のレートをそのまま

いまでも換算して使っているという愚

その他、数々のことが書かれている

国民はこのことをもっと知る権利がある

読み物としても面白い

いつまでたっても国民は議員、官僚、に吸われる

江戸時代の農民とたいして変わらないのではないか

そんな気がしないでもありません