2011-02-22 今週の本 188 本 日本語の古典 山口仲美 岩波新書 古典を読むと物事を相対的に捉える目が養われさらには創造性の芽をはぐくむとも著者は言っていますそんな難しいことを考えなくても古典は面白い 1、言葉に霊力が宿る(奈良時代) 古事記、日本書紀、風土記2、貴族文化の花が咲く(平安時代) 竹取物語、伊勢物語、うつほ物語その他3、乱世を生きた人は語る(鎌倉、室町時代) 方丈記、徒然草、風姿花伝など4、庶民が楽しむ言葉の世界(江戸時代) 好色一代男、雨月物語、東海道中膝栗毛など 大きく4つの時代に分けて書いているどこから読んでもいいし好きなところだけ読んでもいい現代日本語で解説をしてくれてあるので大変わかりやすく面白い