2015-09-15 今週の本 421 本 14歳(フォーティーン)満州開拓村からの帰還 澤地久枝 集英社新書 著者が生まれた満州の吉林から終戦後に帰国するまでのことを記憶をたよりに書いたものほかの帰還者の本も読んだことがありますが壮絶な旅だったと記録されていますドイツは終戦まぎわに在外自国民を帰国させる準備をして見事に帰国させたが日本は在外日本人を見捨てたと書いてありますその点は情けないですねこういう経験をしたら、もう戦争は嫌だと思うのは当然でしょう誰だって戦争はしたくありませんでも誰かが国を守らなければならないのも事実