amihsim’s blog(amihsimの歳時記)

韓国語学習のつぶやきと日常の記録

今週の本 125




韓国 近い昔の旅 増補版   神谷丹路  凱風社



1958年生まれ、国際基督大学在学中に

韓国の延世大学に交換留学生として留学

1994年に出した増補版ではない「近い昔の旅」を

読んで感動し著者の歩いた韓国の植民地時代の残滓の残る

田舎をめぐる旅を私も数箇所してきました

独立記念館、淺川巧の墓参、幸州山城、安重根記念館など


韓国語を理解することの出来る著者ならではの紀行文

韓国の近代史に興味の有る方にはオススメです

今回、図書館で増補版を見つけ読んでみましたが

今読んでも感動します

現在は日韓の関係も少しずつではありますが

改善されたように感じますし

経済的な結びつきは増す増す強くなり

韓流ブームで日本人の渡航者数も増え

かなり改善されてはいますが

日韓双方に相手を見下す思考が通奏低音のように

流れているような気がします

これが少しでも無くなる様にしたいなと思います

何より偏見をなくしお互いに正しい歴史を学ぶのが

一番ではないかと思います

但し国が違う以上同じ歴史認識というのは無理があるでしょう


お互いが相手の国のことを思いやりながら

交流していけばいいのではと思います