全羅南道の光州郊外にある韓国式の庭園で
瀟灑園(소쇄원)という字を書きます
現在は1400坪の敷地ですが
最初に作られた時はもっと大きかったようです
1530年に起こった己卯士禍により
趙光祖を中心とする一派が粛清され
(テジャングムの時代です、王様は中宗)
その弟子が下野して故郷に隠遁したのがソセウォンの始まりだそうで
初めて行ったのは1998年の夏
早稲田奉仕園のツアーで光州に行き、ホームステイした家の
主人が連れていってくれました
私たちへの説明では、典型的な韓国式の庭園で有名だとの
説明だけでしたが、最近いきさつを知って驚きです
日本人に最初にソセウォンを作った梁山甫の説明をしても
わからないだろうとのことだったのでしょうね
2度目は2001年の3月
全州に行き、古河文芸館の館長であり高名な詩人でもある
崔さんの主催で「潭陽の歴史を学ぶ会」のバスツアーに同行した時
全州の歴史好きな老人グループの仲間入りをさせてもらい
一日、史蹟をまわったのでした
「俛仰亭」「松江亭」「息影亭」「歌辞文学館」などとともに
印象に残っています
鄭松江が作った詩、「星山別曲」の
説明をくわしく聞いたことを思い出します