著者は1950年生まれ、双葉町に住んでいたが3.11の原発事故により
福井県に避難する、事故から約3年間の記録
大変な経験をしたわけですが
ぐちって解決する問題も、責めて良くなることも無いとポジティブに
活動している著者をみるとこちらも勇気が湧いてくる
面白おかしく書いているが原発から避難して生活している人の大変さがわかる
全力で復興するという政府の掛け声はいいが
非常事態にある地域を平常時の法律を適用するなど実態と合わない点が多いという
また、支援物資が足りないから平等に行きわたらないという
変な公平感のために被災者に配られずに山積みになっている物資
どんなに訓練しても実際には想定しないことが起こることがわかります
原発がもし、ということになるとこれと同じような状況になるわけですね
著者は最終処理のできない原発は無くて電気が間に合うならば
無い方がよいと言ってます