サブタイトルは、「よき関係」のあったことをなぜ語らないのかとあります
併合時代に朝鮮で過ごした日本人と
併合時代に日本人と共に同じ学校で勉強し
仕事をした韓国人たち15名の聞き書き
取材は約20年前のもの
戦後の韓国と日本のマスコミの一部は
戦前は全て悪いことばかりだったと言ってきたわけですが
この本を読んで、今も昔もほとんど変わらないのではないかと感じました
併合時代に朝鮮半島の人々に威張ったり差別をしたりした人は
居たとは思いますが全部ではなかったと信じます
今もそうですが、そういう人もいれば
公平に接する人もいたはず
ただ国が違うので考え方の相違や
行動様式の違いは仕方がないところでしょうし
韓国語と日本語、言葉の違いによる誤解(誤訳)も発生していたのではないかという
気がしないではありません(これは今でもそうかも)
日本語では同じ意味でも微妙にニュアンスが違う韓国語が結構あるのです