平気で他人を攻撃する人たち 加藤諦三 大和書房
著者は1938年生まれの社会心理学者
他人をいじめたり攻撃をしてしまう人の多くは
自分が幼い時に親から攻撃を受けた経験があったり
配偶者に文句を言いたくても言えないなど
強い者に反抗することが出来ないと言う過去を清算することが出来ずに
目の前の弱い者、たとえば自分の子供などを
攻撃をしてしまうという攻撃性の置き換えをしてしまうのだそうです
これは個人だけでなく国と国の関係にも現れる現象だそうで
これを克服するには
現実を認識して今を生きよということらしいですが
大変難しいことのようです