(御殿場図書館)
副題は金日成の死と大量飢餓の謎を解くとある
1994年に金日成が突然死んだ時にも殺されたのか?
とささやかれましたが
この本には金正日が殺したとはっきり書かれています
出版されたのは2004年11月と少し古いですが
読んでいくとうなずける所が多く興味深い
また食料危機は演出されたもので(やせ衰えた子供の画像が
世界中に流れましたね)あれは事実です
しかし初めから政権に捨てられた敵対階層の子供で
北朝鮮にとっては不必要な階層なのだと説明されていまして
私も今までに読んだ北朝鮮関係のものから類推すると同感です
またもうひとつは食料危機はなかったというものです
敵対階層(主に咸鏡道に住まわせている)は政権にとって
いてもいなくても良い人民で食料が足りていても死者が多いのです
痩せた子供の画像を見せられて世界中で食料援助の機運が
高まり北はほくそえんだことでしょう
その後、味をしめてかどうか
事あるごとに、洪水だとか旱魃だとか言って人道的援助を
求めてきましたね
マスコミもある意味で載せられ煽ったのです(あるいは承知で?)
外国からせしめた米は軍隊と上位層に回し残りは外国に転売して
とうもろこしを輸入し敵対層にまわしたとあります
ほんとうの事はマスコミ(特に日本の)にはどういうわけか
小さく載るか無視されますそして親北朝鮮よりの言論人、政治家により
歪曲されて伝わるのです、困ったものです