著者は1926年生まれ戦前の朝鮮で小中学校生活を送る
東大を卒業後、朝日新聞記者として活躍
60年代にはソウルで記者生活を送る
そのため韓国、朝鮮半島のことに詳しい
著者の本は昔から読んでいます
著者より17年遅れて(82年から)ウォッチング始めた私ですが
当時はまだ60年〜70年代の空気を残していたからでしょうか
著者の感覚がよく理解できます
冷静に見つめた韓国の話、人情、政治などなど
いい本ですね
遠ざかる韓国という言葉から思ったことです
昔は良かったという言葉はあまり言いたくありませんが
韓国の昔を知っている者にとっては本当にそう思うことが多いです
今は今で韓流から始まった韓国人気が出てきたことは
いいことだと思いますし日韓の交流がますます盛んに
なって喜ばしいことですが、、、、、
たとえば
仁寺洞の変わりようは、やはり悲しい
筆、硯、古書、本当の骨董店などが無くなり
おみやげ屋さんの町になってしまった
時代と共に変わっていくのは仕方がないと
分っていますが、、、、