amihsim’s blog(amihsimの歳時記)

韓国語学習のつぶやきと日常の記録

会話 2




会話するにはまず相手が何を言っているか聞き取ることがスタートです

そのためには自分が正しく発音しなければならず

そのためには単語の最後にパッチムがあるかないか覚えていなくてはならず

何のパッチムで終わっているかわからないと連音ができません

だから何度も書いて音読しなければいけないわけです

カタカナ式の発音で覚えては通じない韓国語になってしまいますから

ハングル文字を正しく発音したいわけです



動詞、形容詞の場合は活用させなければ使えないので

活用された形で覚えるより原形で覚えること

다を除いた語幹が聞き取りできれば意味はわかります


英語でさえ文法と語彙力と言われます

韓国語も同じです

語彙を増やすことと最低線の熟語と文法を覚えましょう

ことわざ 47



수박 겉 핥기
スバ コッタ

すいかの表面舐め


韓国語の説明では
일을 제대로 차근차근하지 않고 대충한다
イル チェデロ チャグンチャグンハジアンコ テチュンハンダ

仕事をきちんと丹念にやらずにおおまかだ  となります

物事の表面だけを見るという意味にもなるでしょう

ピピヘ



メッセンジャーで連絡を取り合っている韓国の友人から

비피해는 없으신지요?という文面が届いたのですが

비피해(ピピヘ)という意味がわからずに何という意味なのかと

問い合わせをして、返信し終わったあとに気が付いたのですが

비(ピ)が雨と言う意味の固有語で

피해(ピヘ)というのは被害という漢字語でした

だから私に雨の被害は無かったですか?と尋ねてくれたわけです

ちょうど西日本の各地で想像外の降雨量により被害が続出していた時期でしたので

それにしてもピピヘに気が付かなかったことに情けない思いを感じてます

最近は韓国のマスコミの記事をネットで確認することが少なく

韓国語の言い回しを知らなかったのです、反省

復習のおススメ



先月までのNHKラジオのレベルアップハングル講座

阪堂千津子先生の講座が終わりました

おもてなし会話よかったですね!!

7月からは中島仁先生の講座が始まります

こちらも初級が終わった人にお勧めします

基礎を確実にものにするために是非やってみてください

分かっているようでも完璧にはなかなかいきません

ラジオの時間には机に座る習慣を

聞き逃したらパソコン、スマホNHKのサイトで1週間以内なら聞けます

内容は再放送のため、写真のテキストとは違っています

会話のこと


会話を学習したいとケナリを訪ねてくる方がたびたび、いらっしゃいます

その気持ちはよくわかります

会話をするためには最低線の語彙が必要です

すらすらと発声するためには単語や熟語が頭に浮かぶくらい反復発音しなければなりませんし

何のパッチムで終わっているか覚えなければいけないので

大人の場合は反復して書くことが一番の近道です

会話の基本は聞くことからはじまり聞いて理解するには自分が正しい発音をしなければいけません

正しい発音をすればそれを自分の脳が覚えていて聞いたときに理解できるのです

会話力をつけるためのいい方法は会話をすることより基礎の文法と語彙を増やすことで

自然に会話力が付いてくるはずです

日本語から韓国語に直す練習、対訳のテキストのハングル部分を隠して日本語を見ながら

韓国語に変換して書く練習もいいですね

たいていの方はハングル文字を読むことができてスラスラと発音できるのですが

残念なことに日本語式カタカナ発音なのです

ハングル文字を読んでいるつもりでも正しい発音になっていない方が多いですね

韓国へ行ったときに通じなくて落胆した方もいるそうです

正しい発音に直すなら

時間はかかるしご本人も大変だと思いますが矯正は可能です

もう一度基礎からしっかり勉強し直すことをお勧めします

韓国語の基本はハングル文字を見ながらCDを聴くこと、文字を見ながら発音すること

そして一文字を一音で発音し母音を付けない事

これに尽きるわけですが、自分では正しいと思っていても

日本人は書いて正しい発音を練習しないと聞くだけでは脳がカタカナ発音でしか認識しません

それで発音してもカタカナ発音になってしまうわけです

自分で矯正することは難しいですが

ケナリに通っていただければ矯正をお手伝いします

特別レッスン、矯正のための半日レッスンをすることも可能です

通じる韓国語を学びましょう
国語学習にたいする悩みがありましたら遠慮なくお問い合わせください

恐縮ですがメールでは話が多岐にわたり無理ですので

問い合わせ、ご相談は必ず電話にてお願いします


韓国語教室 ケナリ
三島市緑町15−10
TEL 090-3446-5682

おちょぼ口の母音



韓国語を勉強し始めると最初に習う母音아,야,어,여も慣れないうちは大変ですが

本当は、おちょぼ口の母音오,요,우,유の方が重要です

始めのうち日本語母語話者は오と어、요と여、우と으をいっしょくたに

オ、ヨ、ウと発音して区別をしないで発音しがちですが

おちょぼ口は唇を丸く突き出して発音しないと通じないことが多く

別の単語として間違われてしまいがちです、意味も違いますから

韓国語の学習は耳で聞いておうむ返しに発音するのではなく

必ず目でハングル文字(母音、パッチム)を確認しながら発音することが重要です

たとえば근대(近代)、군대(軍隊)のように

この二つの発音はカタカナでは同じ発音です、クンデ

旅行や簡単な会話あるいは日本を知っている韓国人との会話なら何とかなりますが

時事問題や難しい話をすると、おちょぼ口の母音をおちょぼ口でなく

カタカナで発音すると理解してもらえないと言うことになりますね

基本が大事ということです

カタカナで覚えてしまった方は覚えた単語としては財産ですからそれはそれでいいとして

もう一度おちょぼ口をしっかり身につけカタカナ発音ではなくハングル発音に直しましょう



さて忘れがちなのが二重母音のうちの6個(写真)です

これも必ずおちょぼ口にしてから1音で発音しましょう

だってこれらの6個は全て오と우との合成母音でしょ

ことわざ 46



달면 삼키고 쓰면 뱉는다
タルミョン サムキゴ スミョン ペンヌンダ


甘ければ飲み込み 苦ければ吐き出す

韓国語での説明は
자기에게 이익이 되는 일만 한다
自分に利益になることだけする

自分の利害だけを考える利己的態度でしょうか


달다 甘い、삼키다 飲み込む
쓰다 形容詞では苦い、動詞の場合は使う、書く
   (品詞により意味を使い分けます)
뱉다 (口の中のものを)吐き出す
   (嘔吐する意味の時は토하다を使います)

ことわざ 45



잘되면 제 탓 못되면 조상 탓
チャルデミョン チェ タッ モッテミョン チョサン タッ


うまく出来たら自分のせい うまく出来なかったら祖先のせい


韓国語での説明は
일이 잘되고 못됨을 자신에게 유리한 쪽으로 해석한다となります

他人のせいではなく「祖先のせい」になるところが韓国らしい表現ですね

ことわざ 45



소귀에 경 읽기
ソギュイエ キョン イルキ
牛の耳に経読み


日本語にすると
牛の耳に念仏でしょうか

韓国語で説明すると
아무리 가르치고 말해 주어도 알아듣지 못하거나 효과가 없다
いくら教えて話してやっても わからないか 効果がない