今週の本は
著者曰く
韓国も時と共に社会が移りつつあり
マスコミは判で押したように昔のイメージを
繰り返し流しているが昔ほど日本を意識しなくなった
というのがこの本の基本テーマだ
単なる旅行者ではない在韓の長い著者ならではの視点が面白い
私も1年に1回韓国に行きウォッチングしているが
著者の意見に同感だ
マスコミは日本大使館の前でデモをやる場面を大写しにするが
あれはごく一部のやらせと言っていいでしょう
いまやそんなことは一般の韓国人には関心がない
韓国の若い世代はあれだけの歴史教科書
(韓国の高校の歴史教科書を上下2巻読みましたが
歪曲なんてもんじゃない)を読まされているのにも
かかわらず日本好きが増えているし
実際に訪日する若者が増えている(観光、就学など)
(物価が韓国より安くなったせいもあるが)
また日本が韓国を統治したことも
当時の政府が力が足りなかったせいで仕方がなかったのだ
と考える若者が増えている
同じ発言を日本の大臣や韓国の教授などがしたら大変なことになるのだが
こういうことは韓国、日本双方のマスコミはほとんど伝えないだろう
ということで今までのイメージとはちょっと違った韓国の今が
いきいきと語られていて面白い