2006年の12月に今週の本でとりあげた本ですが
もう一度読みたくなって読みました
17世紀前半の李朝時代
文臣の柳夢寅という人が書いたもの
野譚というわけですから
公式な文書ではなく巷間伝えられている話をまとめたもの
さて面白い話はたくさんあるのですが
今回なるほどと思ったのは
“老いのしるし”という話
人が老いると三つのことが生じるとのこと
1、泣く時でなく笑う時に涙が出る
2、夜眠れず、昼に眠ってしまう
3、昔のことは忘れずに最近のことを忘れる
読んでいて納得しました
当時はたぶん50歳が平均寿命だったでしょう
50歳にして老いていると認識された、、、、
もう自分は、もうすぐ還暦、、、、
気持ちは若くても、すでに年寄りになったというわけです