amihsim’s blog(amihsimの歳時記)

韓国語学習のつぶやきと日常の記録

今週の本 289



やむを得ず早起き   関川夏央  小学館



週刊ポストに連載されたものを加筆修整したそうです

著者は私とほぼ同じ世代なので若い頃の空気を共有しているところがあり

共感することが多いのです

「コリアの勉強、今昔」の項ではいいことを書いています


“45歳以下は信じないだろうと思うが、60年代から80年代まで、
 
 北朝鮮の肩を持たない原稿は非難された。

 韓国民衆は軍事独裁政権の圧制下に苦しんでいる、と書かなければ

 媒体は載せなかった。”


北朝鮮を礼賛し韓国をけなす

今でもその傾向は続いているといっていいかもしれません

80年に初めて韓国を訪れて市民のみなさんと交流をしたのですが

生き生きと生活していましたよ

南北の分断、スパイなどがあるので思想の面は厳しく反共でしたが、、、、

これはマスコミが伝える韓国の状況とは違うと感じたものでした