2008-05-08 今週の本 56 本 幻の大連 松原一枝 新潮新書 著者は戦前の大連で育った女学校までいたので基本的な情緒は大連で培ったと言えるでしょう思い入れたっぷりの大連物語当時は今の私たちが考えているよりずっと純真に日本の躍進を喜び大連での生活を謳歌したようです私の知り合いにも大連で生活をした人がいますがほんとうにきれいな町だったと聞いています初めはロシアが開発し日露戦争後に日本が発展させた町若いときに住んだことのある町って郷愁があって年をとって思うととても美しく感じますよね一度行ってみたい外国の町のひとつです