amihsim’s blog(amihsimの歳時記)

韓国語学習のつぶやきと日常の記録

今週の本 56





幻の大連     松原一枝  新潮新書



著者は戦前の大連で育った

女学校までいたので基本的な情緒は大連で培ったと言えるでしょう

思い入れたっぷりの大連物語

当時は今の私たちが考えているよりずっと純真に

日本の躍進を喜び大連での生活を謳歌したようです

私の知り合いにも大連で生活をした人がいますが

ほんとうにきれいな町だったと聞いています

初めはロシアが開発し日露戦争後に日本が発展させた町

若いときに住んだことのある町って郷愁があって

年をとって思うととても美しく感じますよね

一度行ってみたい外国の町のひとつです