聞いたとおりに発音すればよいという教材があります
外国語を耳から聞いて覚えていく方法なんですが
これはこれで正しい勉強方法のひとつです
しかし、この方法の弱点は
たまに間違った発音をしかねないということ
たとえば、明治時代に入ってきた英語 White Shirt を
ワイシャツとしたこと
今の人がそのまま日本語でワイシャツと発音したら
まず通じないでしょう
同じように감사합니다をカムサミダ
안녕하세요 を アニョハセヨ ではちょっとね
누나ということばをルナと聞き覚えた人もいます
このての教材で聞いていればマスターできるというなら苦労はいりません
英語なら聞いて覚えることはずっと楽です
韓国語、日本語ほど敬語がはっきりしていませんから
だれにでも同じシチュエーションなら同じフレーズを使えますが
韓国語は話す相手によって同じシチュエーションでも
語尾を変えなくてはならず(すなわち活用させねばならず)
最低限の文法をマスターしなければならないのです
そして文字も理解して書けるようにならないと
正しい発音になりません