amihsim’s blog(amihsimの歳時記)

韓国語学習のつぶやきと日常の記録

今週の本 313



縄文語の発見   小泉保  青土社



考古学では縄文時代の終わりに朝鮮半島から移ってきた人たちが

弥生文化を作り上げたと言う説があります

現在の日本語はその人たちが使っていた言葉が基礎になったと

思われているが言語学では少し違って

縄文時代から使われていた縄文語が基礎になったと著者は書いています

最後のほうに上代特殊仮名遣いのことが書いてあり

奈良時代は(万葉集などもそうですが)同じ発音でも甲種のことばと乙種の

言葉があり使い分けていたといいます

韓国語を勉強していると良く分かるのですが

甲種のコは「古、故、胡、固、高、庫など」全てではありませんが

韓国語の고で

乙種のコは「許、己、巨、居、去など」韓国語では거になっています

甲種、乙種の違いは発音は同じコですが韓国語の母音の違いとみごとに一致しています

これは面白いですね!!