amihsim’s blog(amihsimの歳時記)

韓国語学習のつぶやきと日常の記録

カンガンスルレのこと


昔から韓国の全羅道の海岸沿いに伝わる歌と踊りで

추석(秋夕、チュソク)旧暦の8月15日前後にする行事

カンガンスルレ(강강술래)という物がありますが

今回、それが世界無形遺産として登録されたとのことです



昨日、函南町で韓国の舞踊の人間国宝である

林洱調(イム・イジョ)さんの話を聞く集まりがあり

質疑応答の時間に尋ねようと思ったのですが

時間切れで聞くことが出来ませんでした


さてそのカンガンスルレの話ですが

カンガンは、輪という意味の昔の全羅道の方言で

スルレは、巡邏という意味だそうですが

由来は秀吉の朝鮮出兵のときに遡ります

時の水軍大将である李舜臣が兵を率いて戦う時

海岸線に残る婦女子に対し日本軍の目を欺くために

松明をともし皆で踊らせたという説が濃厚です


女性がチマチョゴリを着て手を繋ぎあい

輪になって歌いながら踊る優雅なものです


質問は

昔、私が1985年に韓国の国立劇場で見たときのパンフレットに

載っている題目は、カンガンスウォルレ 

(強羌水越来 강강수월래)となっているのですが

いつのまにか韓国では

カンガンスルレ(강강술래)となっています

越の字が抜けているのです

でも歌の方の歌詞は変わらずカンガンスウォルレと歌っています

この変化はどうしてなのか聞きたかったのです

韓国のウェブ上で探していますが

明確な答えはまだわかりません

どなたか知っている方、教えてください