著者の語り口が好きでたいていの本は読んでます
最近特に年をとったせいでしょうか
テレビを見てぶつぶつ「それは違う」などと言っている
自分に気が付く、年をとったのだなと自分で思います
著者もやはりそうらしく
その不合理を追求しています
画家、著述業、ワイン醸造、レストランの経営その他
何足ものわらじを履いている玉村さん
若い頃に留学したフランスの経験が生きているのではないかと思います
北アフリカの国へ行ったときに
現地の子供に「チーノ」(中国人のこと)と言われて
話しかけられたとか
この話を読んで自分も5〜6年前に韓国の江原道の雪岳山に行った時
地元の人が泊まる民宿で子供たちに珍しそうに
「イルボン サラミセヨ?」(日本人ですか?)と
話しかけられたことを思い出しました
日本人は普通ツアーでしか行くことの無い地域でしたので
個人で行った私を見て話しかけてきたのでしょう